日弁連会長選,史上初の再投票へ

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2010020500904

法曹人口問題が争点となった日弁連の次期会長選が5日投開票され、2人の候補者の得票が、日弁連の会則で定められた当選の条件を満たさず、後日、再投票が行われることになった。会長選での再投票は初めて。
同日の仮集計で、日弁連の前副会長山本剛嗣氏(66)は東京や大阪などの大票田で票を伸ばし、宇都宮健児氏(63)を約1000票上回る9525票を獲得。一方、宇都宮氏は、52弁護士会のうち42会で山本氏を上回る票を得た。
会則によると、会長は弁護士による投票で選ばれ、当選するには、総投票数で最多票を獲得した上で、少なくとも、全国52弁護士会の3分の1以上に当たる18弁護士会で最多票を得る必要がある。

http://www.nichibenren.or.jp/ja/updates/100205.html


なんか凄いことになってきましたね…

ちなみに,再投票によって当選するためには上の記事にある18弁護士会で最多得票する必要があるので,元々立候補者が2人だけであることから,再投票でも得票数がさほど変わらないことも十分ありえる状況です。その場合,再選挙(選挙そのものを立候補からやり直す)を行うことになります。

なお,再投票の日程は,2月18日が公示,3月10日が投開票日(5日から9日まで不在者投票日)となっております(『平成22年度同23年度日本弁護士連合会会長選挙施行日程』より)。

(阿部憲太郎)