ソフトバンク、Ustreamに約2000万ドル出資…筆頭株主へ
ソフトバンクは、インターネット経由でライブ映像を配信できるサービスを提供する米Ustream(ユーストリーム)に対し、出資したと発表した。
Ustream提供のWebサービスは、パソコンに接続したWebカメラやスマートフォンで捉えた映像を他のユーザーへライフ配信できるというもの。配信、視聴ともに法人だけではなく、一般ユーザーも無料で利用できるのが大きな特徴。iPhone向けアプリも用意されており、ダウンロード数は150万件を超えている。
今回ソフトバンクでは、1月29日付けで約2000万ドル(約18億円、出資比率13.7%)を出資。2011年7月までに追加で株式を取得できるオプションを行使すると、合計で約7500万ドル(出資比率30%強)を出資する筆頭株主になるという。
最近Ustreamを利用して色々なイベントをライブ配信するのが結構行われていて,私もたまに見ることがあります。話題のイベントになると多数人がライブ配信を見ながら色々な意見や感想を書き込んでいて,それを見るのも面白いものです。ただ現状では沢山の人が視聴すると回線がブツ切れになってしまうのが難点でしたが,ソフトバンクが設備投資することによって次第に解決していく事になるのでしょう。それと共に,今後一層あらゆる場面でUstreamによるライブ配信がなされていくのではないでしょうか。
ソフトバンクはiPhoneの売上も好調のようですが,電波がつながりにくいという一部のユーザーにどう応えるかが当面の課題でしょう。それさえクリアできればドコモからシェアを奪うこともできるのではないかと思っています。
(阿部憲太郎)