[書籍等]税務弘報11月に寄稿しました――ただいま発売中です。

 中央経済社「税務弘報」2014年11月号の特集2は「反面調査への対応ポイント」ということで,いわゆる税務調査ではなく,取引先の税務調査過程で,自社に反面調査があった場合にどう対応すべきか,というのがテーマです。通常の税務調査の解説本では,反面調査は数十行から,せいぜい1ページ程度しか説明されていないのですが,それを4人の税理士が30ページ余りにわたって解説しているという,なかなか画期的なものです。
 当職は,反面調査が予告なしでされることが少なくないこと,反面調査は本社経理部門に来るとは限らず,支店や工場などに調査の連絡が来ることも多いことなどから,社内において,反面調査の連絡があったり,突然,臨場があった場合に関するマニュアルを作って備えておくべきだという観点から,社内対応マニュアルの一例を紹介させていただいきながら,反面調査の対応を解説させていただきました。
 ぜひ,ご一読いただければ,幸いです。

【税理士 米澤 勝】