元日配達の年賀状は20億8500万通,3年ぶり減

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2010010100100&j1

日本郵政グループの郵便事業会社(日本郵便)は1日午前、原口一博総務相を招き、郵便事業発祥の地である日本橋支店(東京都中央区)で年賀状の配達出発式を開いた。元日に全国で配達される年賀状は前年比0.5%減の20億8500万通と、3年ぶりに前年を下回った。昨年末までに引き受けた年賀状が、前年に比べて1.4%減ったため。

http://www.asahi.com/business/update/0101/TKY201001010048.html

元日の配達数はここ10年、00年の26.5億枚をピークに減少傾向が続き、07年からは微増だった。日本郵政では、年末に投函(とうかん)されたものでも元旦に配達できるように年々、作業効率を上げているが、全体の引き受け枚数が減少した。最近ではインターネット経由で申し込みできる年賀状も登場しているが、利用は伸びていないという。
09年用年賀はがきの販売枚数は、34.7億枚で前年比0.2%減だった。


昔は久しく会っていない旧友や親戚に対して近況を報告する貴重な手段であった年賀状も,現在では電子メールの普及によりより手軽かつ安価に近況報告できることから,年賀状も果たして必要なのか,存在意義も問われているのではないでしょうか。また,個人情報保護の流れで住所録を作らなくなったこともあり,そもそも住所がわからず手紙を送れないといった事情もありそうです。

しかし,やはり手書きの手紙は何とも言えない味があり,個性がよく出ていて見ていて楽しいものなので,個人的には年賀状文化を今後も続いていって欲しいと思っております。

(阿部憲太郎)