何事も『直感』が大事

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20091222-OYT1T00465.htm

同大学脳科学研究所の春野雅彦研究員は、大学生64人に報酬の分配を決めるテストを実施。自分と相手がいつも均等な報酬になるような選択をする「社会的なグループ」25人と、自分の報酬を優先する傾向のある「個人的なグループ」14人に分けた。
その上で、二つのグループに、取り分が異なる様々な金額を提示して、どういう分け方が気に入るか4段階で回答してもらい、脳の活動も特殊な磁気共鳴画像(MRI)で調べた。
前頭前野など脳の幅広い部位が活動していたが、社会的なグループでは、自分と相手の報酬の差が大きい時だけ、脳の扁桃体が活発に働くことが明らかになった。一方、個人的なグループでは扁桃体はほとんど活動しなかった。扁桃体の活動の強い人ほど、公平な分配を好む傾向が強かった。

公平さの判断に限らず,事案の解決方法を検討するときなど何か決断する際には,真っ先に思いついた考えに基づいて行動した方が大抵上手く行ってるような気がします。逆に,いろいろ考えたような場合にはその後も上手くいかなかったことが多いような感じです。
やはり何事も最初の閃き,直感が大事なのではないかと,この記事を読んで改めて感じました。
(阿部憲太郎)