[書籍]税理2015年2月号に寄稿しました(発売中です)。

税理 2015年2月号

税理 2015年2月号

 ぎょうせいから出版されている「税理」2015年2月号に寄稿しました。今回,編集部からいただいたお題は,「個人が外国税額控除の適用を受ける場合の留意点」というものでした。
 ちょうど,昨年12月30日公表された平成27年税制改正大綱でも,「国境を越えた人の動きに係る租税回避を防止する観点から,出国時における株式等に係る未実現のキャピタルゲインに対する譲渡所得課税の特例を創設する」ことが明記されるとともに,「財産債務明細書について,所得税相続税の申告の適正性を確保するため,記載内容を充実するなどの見直しを行う」こととされていたこともあって,こうした動きも含めて,外国税額控除の特徴をまとめさせていただきました。

 なお,同誌の特集は「貸倒損失の損金算入可否判断」ということで,8名が寄稿しておられ,これはぜひ熟読吟味をさせていただかなければと,考えております。

 【税理士 米澤 勝】